柚花の語り

ユズユズのブログ

カンタス航空はグループ全体で中国人訪問客の16%が利用した。

中国を軸にアジア路線を拡充し、欧州路線を縮小するリバランス政策も進める。
カンタス航空は18年3月にドバイ経由の英国便を廃止。
その余剰機体を活用し、18年6月期までに国際線に占めるアジア路線の輸送能力 を36%から40%に高める方針だ。
ヴァージンも中国路線の拡充に動く。
不採算路線のタイ・プーケット線やアラブ首長国連邦アブダビ線などから撤退し、7月に香港との直行便を初就航した。
同社のジョン・ボルゲッティCEOは、香港便が中華圏への参入のさきがけだと話す。
6月に中国の複合企業、海航集団傘下の香港航空などと提携。
香港経由での乗り継ぎを容易にし、本土からの観光客誘致を強化する狙いだ。
北京や上海などとの直行便も視野に入れる。
豪航空2強が相次ぎ中国強化を打ち出した背景にあるのは、国内の旅客需要減退だ。
国土が広大な豪州で国内線はドル箱だった。
しかし、資源ブーム終息で、鉱山と都市を結ぶ地方路線を利用する鉱山労働者らが減少。
カン タス航空の国内線部門の売上高は過去5年で約1割減った。
25日発表のカンタスの17年6月期の最終利益は8億5300万豪ドルの黒字となり、リストラ策などで一時期の赤字からは脱した。
さらなる成長加速のために国内シェア拡大を狙った価格競争をやめ、国際線に活路を探る。
ただ、中国人客の争奪戦は激しい。
中国から豪州への訪問客は16年に前年比17%増の119万9000人に達したが、このうち21%が中国南方航空を利用した。
中国東方航空キャセイパシフィック航空と中国を本拠地とする航空会社が上位に並ぶ。
一方、カンタス航空はグループ全体で中国人訪問客の16%が利用した。